にわにっき ~日記&まんがBLOG~

イラストレーターNiwachicoのブログ。主に日常まんが、旅&グルメ記、映画書籍の感想などを公開しています。

【映画鑑賞記】サブスタンス(The Substance)

【映画感想】

『サブスタンス(The Substance)』(2024年/R15/英仏合作/監督コラリー・ファルジャ

何かと話題になっていたホラー映画「サブスタンス」を先月映画館で鑑賞しました。

※イラストはファンアート&イメージです

▼公式サイトはこちら

gaga.ne.jp

 

とにかくパワーのある作品を見たなあ、という印象です。現代社会における美しさや性差、価値観に対するプレッシャーなど問題提起な要素を織り込みならがもホラー作品としてエンターテイメント性が高く、ファルジャ監督の映画愛や、とにかくこんな映画が好きで作りたい!という情熱が伝わって来ました。

 

ゴア表現を含むグロテスクなシーンは確かに強烈で、ロバート・ゼメキス監督の『永久に美しく』のようなブラックコメディを予想しているとビックリします(笑)劇場で観ることを最初は躊躇していたのですが、世界観に十分浸れたことで、結果的に大画面で鑑賞して正解だったと感じました。また、各所でクラシックなホラー映画へのオマージュが効いており視覚的にも楽しめましたね。

 

主演のデミ・ムーアとマーガレット・クアリーの体当たりの演技も素晴らしかったです!YouTubeのインタビューでデミがエリザベス役を引き受けた際のエピソードを知り、好感度が上がりました😃(YouTubeはネタバレ動画もあるため鑑賞後の視聴をおすすめします)

 

エリザベスも50代の年齢設定を考慮しても非常に綺麗で魅力的なのですが、スーの眩しすぎる若さ、美しさと比べてしまうと空母にヨットで立ち向かうようなもの。(ミッション・インポッシブルを観て間もないので…)エリザベスがスーに向ける言葉も、スーがエリザベスに向ける言葉も、自分で自分に向けた自己対話と解釈しましたが…う~~ん、これは辛い!!😭

 

私の見た回は全員女性客で、エリザベスの境遇に時々すすり泣きが聞こえることも。私も中盤はついホロリと来てしまいました。途中で母親について語るシーンは、唯一幼いころからありのままの彼女を見ていてくれた存在=実母を暗示しているのであれば、より切ないですね。

 

一方で、クライマックスから結末にかけてはむしろ爽快感があり、不思議と後味の良さも感じました。また「いや~~それはありえないでしょ笑」とフフっと笑えるシーンもあり、B級ホラーとして楽しめる瞬間も。


私自身、丁度老いの受け入れについて考える時期に来ていることでより共感できる作品だったと思います。ゴア表現の強さは人を選ぶと思いますが、個人的には観て良かったですね。自分自身を肯定し、年を重ねても自らを愛し続けることの大切さを教えてくれる一作でした。

 

本日もブログを読んでいただき、ありがとうございました🎥